gafantのブログ

気づいたらアラフィフ‼️

久しぶりの更新。 Update after a long time. 盆栽が・・・

久しぶりの更新で、悲しいお知らせです。

 

盆栽が瀕死の状態です。

 

おそらく根が腐っているような気がします。

水と薬をあげ過ぎたような気がします。

土が萎んでいるような気がします。

 

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これはこれで絵的にありなようなきもします・・・・

盆助が・・・

最近ミニ盆栽の盆助が元気ないのです。

 

つーか枯れてきているのです。

 

とりあえずホームセンターで栄養剤を買ってきました。
(店員さんに聞いたらこれでも問題ないだろう、と言われ購入しました。)

 

商品取説だと土に直接ブッ刺して投与?するやり方になっていたのですが、
量もわからなかったので、とりあえずネットで調べて、
ボールに水を入れて、そこに薬剤を入れるやり方にしました。

 

しばらく様子見です。

 

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「宮本から君へ」を見ました。

こんにちは。

 

U-NEXTで「宮本から君へ」をみました。

 

原作は新井英樹の漫画作品です。
週間モーニング1990年〜1994年にかけて連載されてました。

自分は単行本でハマったのがはじまりでした。

主人公は不器用で愚直な新卒サラリーマン。
見た目も知能もごく一般的ですが、曲がったことが嫌いで常に全力投球!
そんな男の社会人としての成長を描いた作品です。

 

若かった頃、この作品をみて
「サラリーマンかっけ〜!」と感化されたくらいです。笑

 

映画の話にもどりますが、確か2017年頃に有楽町の映画館で見た記憶があります。
内容はかなり原作に近く、非常に生々しく、熱い笑涙が止まりませんでした。

 

U-NEXTで改めて見てみるとやはり・・・
やられます!
ほんと熱い涙が込み上げてきます。

 

とにかく主演二人が素晴らしかったのと、脇をかためる役者さんの
存在感も目をみはるものがありました。

宮本浩役と中野靖子役の池松壮亮蒼井優はふたりとも
役の人物そのものでした!

 

正直キャスティングを知った時、蒼井優はイメージと合わない気がしていたのですが、
見てびっくりの、中野靖子そのものでした。

そして池松壮亮の愚直な感じも私は大好きです。
ほんといい役者さんだと思います。

ロケ地が池袋周辺なのも個人的に楽しめました。
また、ほんとのちょい役に松山ケンイチがでていたりして
かなり豪華な内容です。

久しぶりに原作がよみたくなりました!

 

 

 

 本ページの情報は2021年7月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにて
ご確認ください。

 

「ひとよ」をみました。

 本ページの情報は2021年6月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにて
ご確認ください。

U-NEXTにて「ひとよ」を見ました。

 

白石和彌監督作品。

原作・桑原裕子

 

出演(主要キャスト)

佐藤健 田中裕子 鈴木亮平 松岡茉優 佐々木蔵之介

 

「あらすじ」

夫の暴力から幼い3人の子供を守るために、タクシー会社を営む稲村家の母・こはる(田中裕子)は夫を殺害し、こはるは15年の懲役が確定する。

その後、こはるの親戚がタクシー会社と子供たちの面倒を見てくれることになり、三兄弟はその場所で生活することになるが、他者の冷たい仕打ちなど苦難の日々が続く。
(その後タクシー会社は社名を稲村タクシーから稲丸タクシーに変更する。)

 

15年後・・・


幼いかった子供たちはそれなりに成人して、長男・大樹(鈴木亮平)は中小企業の役員、長女・園子(松岡茉優)は地元飲み屋のホステス、次男・雄二(佐藤健)はフリーのライター業をしている。

稲丸タクシーには新人社員・堂下道生(佐々木蔵之介)が転職してくる。
道生には17歳の息子がいるが、一緒に暮らしてはいない。

 

そして、こはるが3人のもとに帰ってくる・・・と、こんなかんじです。


 

 

この映画の原作は舞台作品で、もとは戯曲です。
原作者の桑原裕子さんは女優で作家で劇団員です。

 

原作を読んでいないので、わかりませんが、多分、
どうやら、多分ですが、稲村家と堂下家ともに
親が子供のためにやっていること、やったことが、必ずしも子供の幸せにつながらない
というか、親子間の無理解というかそんなことが根底にあるのだと思います。

 

子供たちは「自分がこうなったのはおまえ(親)のせいだ!などと言いつつも、心の奥では
親に何かを求めているというか・・・

 

自分は子育ての経験も無いし、「子を思う親の気持ち」みたいなものもわからないのですが、
佐々木蔵之介さん演じる堂下道生の苦悩や絶望みたいなものを感じ、田中裕子さん演じる稲村こはるは無力ながらも、子供の健やかな成長を願う母親象みたいなものを感じました。

ただ、正直煮え切らない部分もあり、
すごく偉そうなことをいうと、「号泣するはずのシーンで号泣できない」といいますか・・・

また主演佐藤健さんなのですが、うまくいえないのですが・・・
主演が主演として成立してない感があり、佐藤健だから主演になりました感があるきがしました。

 

主要キャスト5人のそれぞれの絶望や苦難や他者に対する思いなどを
2時間の尺に収めるのは、なかなか難しいのだとおもいます。

 

 

そしてしれっとリンクをはっておきます。

 

 

松岡茉優さんは可愛かった。
田中裕子さんは昔と変わらない。
佐藤健さんはイケメン。
鈴木亮平さんはどもりの兄をえんじつつも目がするどかった。

 

 

「海と日傘」

知人から次の舞台の台本をいただきました。
(私が出るわけではありません。紛らわしいですが笑。
多分舞台写真を撮ることになりそうです。)

コピーが余ったので、頂いたのです。

 

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作・松田正隆 「海と日傘」です。

 

この作品は以前、中野で観劇した記憶があります。
20年位前のことです。

 

私はその頃お芝居を始めたばかりで、「戯曲」を「ぎきょく」と読む事を
知り始めたくらいです。(極端な言い回しですが。)

 

その頃の自分がこの「海と日傘」をみました。

正直にいうと退屈な芝居でした。
(もちろん今はそう思いません!難しい芝居だとは思いますが。)

 

(有名な作品だと知ったのはだいぶ後のことです。)

 

それから覚えているのは、直子役の女優さんが素敵だったことくらいです。
(少しふくよかな女優さんでした。)

 

今台本を読ませてもらって思うことは
「あの直子さんは本当素敵だったな」ということです。

他の役者さんが思い出せないのが残念です。
たしか洋二さん役はちょっと優男でビジュアル的には的役だったとおもいます。

 

無知とはおそろしいものです。

たぶんすごくいいものを見せられたのに
そのことがわからなかったのでしょう。

20年前に戻ってもう一度見たい気分です。

「海と日傘」綺麗な言葉ですね〜
ほんとエモい気分になります。

なぜこの題名なのか?
次回舞台撮影までに、自分なりの答えを見つけたいと思います。





充たされざる者 完読!

カズオ・イシグロの「充たされざる者」を完読しました!

 

カズオ・イシグロは「クララとお日さま」からはじまって
「日の名残」「忘れられた巨人」「わたしを離さないで」と続き
5冊目です。

 

イシグロ作品を読み始めたのは最近のことで、
テレ東の番組に著者がオンラインで出演していたのがきっかけです。

番組が放送されたのはコロナ真っ只中で、
今以上に世界中が混乱していた時期です。
確か「コロナ禍における芸術、文学の役割」みないなテーマだったと思います。
WBSの番組内で大江アナとの対話形式です。)

 

その中でカズオ・イシグロはこんなことを言っていました。



Q大江アナ
「コロナ禍において今文学に求められているものは(文学の役割)何だと思いますか?」


Aカズオ・イシグロ
「・・・大切なのは物語だと思います。伝える手段は何でも構わない、本でもラジオでも、テレビでも・・youtubeでもかまいません。人々は物語を受け取り、考える。何が正しいのか?正しくないのか?深く、よく考える。そして行動するのです・・・」

 


たしかこんな感じのことを言っていたとおもいます。
その言葉が気になったのか、新刊「クララとお日さま」の購入に至ったわけです。


(ま〜カズオ・イシグロのキャンペーンに見事ハマったと言えばそれまでですが笑)



「クララとお日さま」は読みやすく、それほど難しい話ではありませんでした。
ただ読後にどうも納得できない感じがあり、「この人は何を書いたのだろう?」
などと疑問に思ってしまったのです。



比較的若くノーベル文学賞を受賞し、出版された作品は8作品。
しかし世界中に「カズオ・イシグロ」の研究者がいる。

よほどの天才で難しい内容だとおもっていたのですが、
物語は読みやすく平易に書かれている。


そう・・・
どうやらそれがカズオ・イシグロの特徴らしいです。


驚くほど平易に書かれていて、主張のようなものがほとんど無い。
しかし簡単な文章の間には言葉に出来ない感情が隠れてて、
読み手はその感情を読み取ろうとしてしまう・・・


「なにを思っているんだろう?」「うれしいのかな?」「苦しいのかな?」
みたいな感じです。

 

やがて登場人物に感情移入してしまい、
他人事とは思えなくなってしまうのです。


平たく言えば「物凄く!深く!ハマる!」のです。・・・笑

 

 

 

ところが・・・・

 

「充せれざる者」はこれまでの作品とは少し違っていました。

 

 

「完読!」などとたいそうな言い方をしていますが、
この小説は900百ページほどあって、さらに内容に不条理な事柄が多く、
平たくいうと読みづらいのです。(私にとって。)

 

大抵は100ページほど我慢して読むと
リズムやペースがなんとなく掴めてきて、楽しめだすのですが、
この「充たされざる者」にかぎっては700ページこえたあたりから
やっと楽しめだせた感じです。
(基本的に無精で注意散漫な私は本をよむのに我慢が必要なのです笑)

 

なにせ登場人物の場面ごとのセリフが、非常に長いのです。
読んでいるうちに何をいってるのか忘れるくらいです。

 

そして不条理で意味不明な部分が多く
夢なのか、現実なのかわからなくなるのです。
主人公の妄想なのか、パラレルワールドに迷い込んだのか
はっきりとしないのです。

 

主人公のライダーは世界的なピアニストで、イギリスのとある町で
ピアノの演奏をすることになるのですが、なかなかピアノを引けない。

それどころか町中の人から厄介な頼まれごとをして、なかなか前に進めない。

ホテルの老ポーターのグスタフに頼まれ、会いに行った女性ゾフィーとその息子ボリスが
いつのまにか自分の妻と息子になっている。


あまり書くとネタバレになるので、この辺にしますが
話の筋が通ってないのです。

 

途中「ん?どこか飛ばしたか?」と思い
読み返すのですが、どこも飛ばしてない。
ちゃんと読んでいる。読んでいるけど理解できない。

なんとももどかしいのです。

 

寝ているのに「思考のフル回転」を強いられているような感じです。



巻末の「訳者解説」に
「賛否が分かれる作品」「訳すのに苦戦した」
などと書かれていました。

 

たしかに賛否はわかれるような気がします。
しかし翻訳した人(古賀林幸)さんもまた凄い人だな!と本当思ってしまいます。

 

ただ、
非常に実験的にかかれていて、その点では
ネタの宝庫だと思いました。

 

この作品は読み終わるのに約2ヶ月かかりました。
読書が得意な人なら3、4日でよめてしまうとおもいます。

はじめの方にもも書きましたが
私は注意散漫で無精なので基本的に遅読なのです。

 

そんなわけであと3冊読めば
カズオ・イシグロ」全作品は読んだことになるので、
そうしたらまた読み返したいと思います。

 

こんどは1週間くらいで!
そのくらいのペースで通読すれば、
ちがったものが見えるかもしれません。

最後にしれっとリンクを貼っておきます。
カフカドストエフスキーが好きな人なら楽しめるかもしれません。

 

 

ZOO 暴走地区

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ネットフリックスで「ZOO」をみました。

 

この作品は2015年〜2017年wowowで放送されたものです。
原題は「ZOO」で「暴走地区」は日本人が付け加えた物です。

 

ジェイムス・パタースン原作です。
アメリカの人気作家ですが、私は知りませんでした。

2015年公開の作品ですが
ネットフリックスでは最近公開されたようです。

 

写真はシーズン2のもので、みるからにB級感が否めません。
主演のジェームズ・ウォークにしても、若い頃のトムクルーズを少し崩したような
感じです。

 

つまり、あまり魅力を感じていなかったのです。

 

唯一惹きつけられたのが、「世界中の動物達が何らかの原因で突然変異を起こし、
人類の脅威となる」といった内容です。

 

そして見始めたら、見事ハマってしまいました。笑

 

流石にシーズン3になるとネタ切れ感がありましたが、
シーズン2までは「いわゆる面白い展開が無理なく続くのです。」

もふもふの動物達も沢山登場します。



そしてシーズン1では集められたエキスパート達が問題解決の為に
世界中を飛び回るのですが、その中に日本の福島もあります。

正確には福島沖30キロ付近の島の研究施設です。
(研究施設といっても主人公の父親が個人で使用していたほったて小屋です。)

 

その島に行く際、こんなやりとりがありました。
小型ジェットの中で、義母に線量計を手渡された主人公が
「どうして放射線をきにするんだ?」と尋ねます。

 

義母は「あなたが今から行く島は福島沖30キロの場所にあるの」
と説明します。

すると主人公は
「福島?・・・あの事故で放射能がもれて死の灰がふったとういう・・」

 

「ZOO」は2015年にアメリカで制作されたドラマです。
原発事故から約4年後の海外の福島に対する反応をみているようで、
なんとも言えない感じがしました。

 

このやりとりはDVD判では音声がカットされているようです。

 

そして日本の繁華街のシーンになると、町中メイド服姿の女の子だらけで、
一般の家庭客をもてなすのに昼間っからお猪口で日本酒をふるまっているのが、
悲しくなりました。

それはないだろう〜と思ってしまいました。

 

最近ほんと思うのですが、「海外ドラマ」は漫画として見ないといけないと
思います。なんせツッコミどころ満載なので、「リアリティ」や「制作意図」
なるものははなっから存在しないのです。

 

娯楽作品なので見る人の七割以上が面白いと思えばなんでもアリなのかもしれません。

 

この海外ドラマを観た後の「時間を無駄にしてしまった感」がなんともいえません。

なんとかしたいと思うのです。