久しぶりの更新。
前回の日付が7月24日なので1ヶ月以上放置状態だった。
特に書きたいこともないのだが、
面白い記事を読んだので、備忘録がてら記事を残そうと思います。
東洋経済オンラインの記事によると
公共サインの「書体」も時代とともに少しずつ変化しているらしい。
基本的に公共サインは機能性(視認性)重視なのでゴシック体なのだそうだが、
最近では場所によっては明朝体で表記されることもあるらしい。
代表的なのは2020年に開業した山手線の新しい駅、「高輪ゲートウェイ」の
駅ビルの表記は明朝体で書かれていて、これは当時賛否が分かれたらしいです。
同時期に新しい駅舎に生まれ変わった「渋谷駅」も明朝体で表記されていて、
世代によって捉え方が違うようです。
若い世代は新しく感じ、古い世代は古く感じるようです。
記事によると、明朝体はもともと新聞や本、教科書など限られた分野で使用されていて、
硬いイメージが強い書体とのこと、
しかし最近では柔らかい感じや、ノスタルジックな感じの明朝体も出てきて、
色々と使用される機会が増えたそうです。
香港でも最近、街のサインに明朝体を実験的に導入しているそうです。
欧文では「バーバリー」がロゴに明朝体(欧文ではセリフ体)からゴシック体(サンセリフ体)
そして明朝体となってるそうです。
上から順に、2018年までのロゴ、2023年までのロゴ、現在のロゴ
公共サインでお馴染みなのは
東京駅の新幹線乗り場の表記の「ゴナ」という字体らしいです。
1975年に株式会社写研社から発売。
これはドラゴンボールなどでも使われたお馴染みの書体らしいです。
次によく使われるのが「ヒラギノ角ゴシック」です。
1993年登場
Apple社の標準フォントのため、Appleユーザーにはお馴染みのフォント
らしいです。(知らなかった笑、そしてwindowsとmacでは違うんだと
改めて思い出しました。)
高速道路や新宿駅のサインにも使われているそうです。
そして最後が「たづがね角ゴシック」です。
2017年Monotypeより発売。
渋谷区のサイン計画で導入されるなど採用が広がっているそうです。
この書体は英文字の部分に読みやすいとされる、Neue Frutiger(ノエル・フルティガー)という
書体が掲載されていて、来日する外国人にも読み易く機能する書体のようです。
同じゴシック体でも時代のトレンドがあり、
最近では手書きに近く、より親しみやすい傾向になってるそうです。
日本語の書体はひらがな、カタカナ以外に数千から数万の漢字を制作する
必要があるため二年から三年はかかるそうです。
上にあげた三つの書体も約20年刻みで変化してるそうです。
書体はのトレンドはそれほど時間をかけてゆっくり変化して
行くそうです。
以上。
備忘録でした。