こんにちは。
今日はWWFの話をしたいと思います。
私は今から6年程前にWWFの会員になりました。
といっても年5000円の安い寄付金ですが。
ほんの少しでも自然環境保護の役にたちたいと思ってのことでした。
会員になると年に数回小冊子が送られてきます。
WWFの活動報告書みたいなものです。
表紙は動物写真家の岩合光昭さんの写真です。
毎回愛くるしい動物達の自然な姿に癒されます。
ただし内容は環境保全中心でとてもアカデミックです。
私にとっては正直堅苦しく感じることもあります。
興味がわかないこともあります。
パラパラ写真だけみて、放置状態のときもあります。
その無関心が罪であるとはおもうのですが・・・
送られてくるたびに
「ちゃんと読まなきゃ!」と思うのですが。
如何せん遅読なうえに何故か興味をそそられないのです。
しかしいい方法を思いつきました。
そう!ブログのネタです!
私なりにピックアップして、豆知識ちっくな感想を述べたいと思います。
そもそもですが、「WWF」は
「World Wide Fund for Nature」の略称です。
日本語だと「世界自然保護基金」となります。
world wideで世界的な、とか世界に広がったみたいな意味らしいです。
fund for natureで自然の為のファンドみたいな意味だとおもいます。
HPでは「地球一個分の暮らし」を目指すことを掲げています。
「地球の一個分の暮らし」ってなんぞや?と思われると思います。
私も知らなかったのですが、例えば世界中の人が日本人と同じ水準の
生活をしようとすると地球1.6個必要だそうです。国によって違いますが
アメリカだと地球2個以上だったと思います。
そしてよく登場するのが
「レッドリスト」です。
「レッドリスト」とは
IUCN(国際自然保護連合)が1986年から刊行している、
絶滅の恐れのある世界の野生生物種のリストです。
「絶滅危惧種」とかよく耳にしますが、それにはいくつか段階があります。
冊子には5段階で分けられていることが多いです。
- 「VU」Vulnerable,「危惧種」で定義は「絶滅の危険が増大している種」です。
- 「EN」Endangered,「絶滅危惧種」で定義は「IA種ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの」です。
- 「CR」Critically Endangered,「近絶滅種」(IA種)で定義は「ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの」です。
- 「EW」Extinct in the wild,「野生絶滅種」で定義は「飼育、栽培でのみ存続している種(野生では絶滅)」
- 「EX」Extinct,「絶滅」で定義は「我が国ではすでに絶滅したと考えられる種」
となります。
最後の「我が国では・・・」とは、日本のレッドリストとIUCNのレッドリストでは
内容が少し違います。また、「EN」や「CR」にも何段階か細くわかれています。
日本のレッドリストは環境省が毎年公表しています。
2020年度版によりますと絶滅の恐れのある種は3716種あるそうです。
数字だけ見るとおどろきです。
そしておなじみのパンダですが「VU」に分類されています。
「絶滅の危険が増大している種」らしいです。
呑気に竹食ってる場合じゃないのかもしれません。
(すいません。不謹慎でした。)
かなり大雑把ですが、こんな感じでちょっとでも自然環境問題に貢献したいと思います。