gafantのブログ

気づいたらアラフィフ‼️

画面サイズのこと。 その2。 備忘録。

こんにちは。

 

前回の続きです。

前回画像サイズの違いを数値で書きましたが、
実際はどんな感じなの?っつーのを感覚的にしりたいのです。

 

「この画像ならこれくらいの画質でいいや」とかです。


この感覚が無いと結構無駄なことをしてしまうことがあるのです。

以前写真学校の卒業制作で生徒全員で本を出版しました。
「実際に取材依頼をしてスケジュールを立てて、現場で写真を撮る。」
といった普段本職の人がやっていることを実践するわけです。


その際先生から「提出する写真の画像は一番小さいサイズにしてください。」
といわれました。

私は「なんで?」と思いました。
というのも、こちらとしては出来るだけ「綺麗な商品写真を高画質で見せたい」
「自分の写真が綺麗に見えれば、自分の高評価につながる」と考えるわけです。

 

しかし、実際に出版される本は四六判(127×188)で単行本のサイズです。
しかも紙質もマットのざらざらした紙です。

 

そう、はなっから高画質は必要ないのです。
とはいっても撮影後のトリミングや簡単なレタッチを考えると
ある程度の画質は必要ですが。

それでも現行の高機能のカメラでしたら一番小さいサイズで十分なわけです。

 

もし高画質(重いデータ)で提出すると、後で編集作業するひとが「チッ」と
舌打ちをすることになるのです。
舌打ちだけならいいけど「このカメラマンつかえね〜」などと思われるわけです。

 

そうならないためにも何事も肌感覚は必要なわけです。

 

ま〜私はカメラマンではないので、想像のお話ですが、
あながち間違ってもいないとおもうのです。


前置きがかなり長くなりましたが、

youtubeを例にして画像サイズと画質(実際の見え方)を
比較したいとおもいます。

 

画面に映っているのは「アキラ」の一場面です。
この映画は1988年に公開された作品です。
私が中学生の頃です。(なつかすぃ〜)

まずはSD(480p)です。
720×480=34万600画素

f:id:gafant:20210703091341j:plain

 

お次はHD(720p)
1280×720=92万1600画素

f:id:gafant:20210703091644j:plain

結構ちがいますよね。
古いアニメでもこれくらいは欲しいところです。

最後はFHD(1080p)
1920×1080=207万3600画素

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「YEBISU」の文字や背後のビルがよりはっきりした感じです。


そして次もSDです。

f:id:gafant:20210703093601j:plain


ん...?って感じですよね。

上のFHDより綺麗です。
なんでだろう?

 

実はこれ私のスマホ画面のチャプター画像です。
私のスマホはiphon8プラスで画面サイズが5,5インチで
解像度は1920×1080のFHDサイズです。

つまり5,5インチの小さい画面で見る分には
画像サイズはSDで十分なわけです。

逆に24インチのパソコン画面でSDをみると最初のように画像の荒さがめだちます。

f:id:gafant:20210703094828j:plain



ちなみにyoutubuの一番小さなサイズを24インチのパソコン画面でみるとこうなります。

f:id:gafant:20210703094947j:plain


破綻してます。
サイズが軽いのでスムーズに再生されますがこれを見続けるのは
かなりのストレスです。

 

つまり画像サイズはコンテンツやデバイスによって適したサイズがあるわけです。
今のところ趣味のVlogでしたら「FHD」できれば「2k」で十分なわけです。

 

実際ネットフリックスの公式ちゃんねるも「FHD」で「4k」では公開されていません。
アニメの公式チャンネルにいたっては「HD」がほとんどです。

最後は番外編です。

下の二つは両方とも「FHD」です。

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・・・美しいです。「全裸監督2」の恒松祐里さんです。

「全裸監督」は間違いなく日本映画史に残る最高の作品です。

 

f:id:gafant:20210703102449j:plain・・・キモイです。 「おじさんのVlog」の私です。

 

この二つ両方ともサイズは「FHD」です。
でも画面の綺麗さはこんなに違う。

そう元がちがいすぎるのです。
私のはGoproHero9で撮影したものです。

対する「全裸監督」の画像は・・・どんな機材を使用しているかわかりませんが笑
おそらく照明も含めて数百万の機材で記録しているはずです。

 

極論ですが映像は光を記録するのです。
綺麗な人や物に綺麗な光をあててそれを余すことなく記録するのです。
当然物理的な大きさ(レンズの大きさやセンサーの大きさ)が必要になります。

いくらスマホカメラやgoproのような小型デバイスが進化しても
この辺にかんしては、未だかなわないのが現状です。

 

そう。
何をとるか。何で見るか。
によって画像サイズと機材はかわってきます。

 

ながながと書きましたが。
(長々と書いて私もすこしわかった気がします。)

 

肌感覚でわかっていれば
目的にあわせて、迷うことなく機材とサイズを選ぶことができるわけです。